
こんにちは。
2026年2月に聖路加国際病院で第一子を出産予定のKomikiママです。
私は、妊娠10週に聖路加国際病院の遺伝診療部で行っているNIPT(出生前検査)を受診しました。
今回は、遺伝診療部でNIPTを受けるまでの流れや受診の内容、結果の受け取り方、費用についてご紹介します。

聖路加国際病院の遺伝診療部で行っている出生前検査は3種類
聖路加国際病院の遺伝診療部では、3種類の出生前検査を行っています。
ちなみに、出生前検査では赤ちゃんの健康状態を全て知ることはできません。分かることは赤ちゃんの染色体異常です。
3種類の出生前検査の内容は以下の通りです。
聖路加国病院の遺伝診療部でいただいた冊子『生まれる前に赤ちゃんの健康状態を知るということー出生前診断で分からないこと・分かることー』から抜粋してご紹介します。
NIPT(Noninvasive prenatal genetic testing)
母体血を用いた出生前遺伝学的検査です。
※NIPTは検査後のフォローアップ体制維持のため、聖路加で分娩予定の妊婦さんしか検査を受けることができません。
NIPTの原理:お母さんの血液中にある赤ちゃんの胎盤由来の断片的なDNAを検査します。断片化したDNAがどの染色体由来なのかを調べることにより、赤ちゃんの13番、18番、21番染色体の数を推定します。
(新生児期に症状を呈する染色体異常の70%が13番、18番、21番のトリソミー)
検査方法:妊娠10週以降にお母さんの腕から採血します。
検査で分かること:赤ちゃんの13番、18番、21番の染色体の数が2本なのか3本なのかを推定します。
性別を知ることはできません。
検査結果とその後の流れ:
・検査結果は2週間後に分かります。
・結果は、数的異常の可能性が高い場合は「陽性」、可能性が低い場合は「陰性」と紙に印字されます。
・確定検査ではないため、確定診断をするためには羊水検査が必要です。
聖路加国病院『生まれる前に赤ちゃんの健康状態を知るということ』ー出生前診断で分からないこと・分かることー 参照
費用:カウンセリング料16,500円+検査代 約130,000円
母胎血清マーカー検査(クアトロテスト)
母体血を用いて赤ちゃんの胎児特異的タンパク質(αFP)、胎盤由来ヒト性腺刺激ホルモン(hCG)、非抱合型エストリオール(uE3)、インヒビンAという4種類の成分の数値を計測します。
母胎血清マーカー検査の原理:胎児特異的タンパク質(αFP)、胎盤由来ヒト性腺刺激ホルモン(hCG)、非抱合型エストリオール(uE3)、インヒビンAという4種類の成分は、胎児または胎盤から産生されています。
妊娠の時期によっても数値は増減しますが、赤ちゃんにダウン症や18トリソミー、神経管閉鎖障害があることによっても増減することから、その血液動態の特徴を利用して、異常が発生する確率を算出するというものです。
検査方法:妊娠15週から17週頃にお母さんの腕から採血します。
検査で分かること:赤ちゃんにダウン症や18トリソミー、神経管閉鎖障害の可能性があるかそれぞれの確率が分かります。
検査結果とその後の流れ:
・結果は約10日後に分かります。
・検査の結果はそれぞれの確率で示されます。
・確率なので確定検査ではないため、確定診断をするためには羊水検査が必要です。
聖路加国病院『生まれる前に赤ちゃんの健康状態を知るということ』ー出生前診断で分からないこと・分かることー 参照
費用: カウンセリング料16,500円+検査代27,500円
羊水検査
お母さんの羊水を採取して、胎児由来の細胞を集め異常の有無を確認します。
検査方法:妊娠16週から18週にお母さんのお腹の上から子宮の中に注射針を刺し、子宮内にある羊水を採取します。
羊水中の胎児由来の細胞を集めて、細胞培養を行い、細胞を薬品で処理して染色体の標本を作成します。
顕微鏡で染色体を観察し、異常の有無を確認します。
羊水検査は安全とは言われていますが流産のリスクが0.1〜0.3%上昇するとされています。
ただ、元々赤ちゃんに染色体異常の疑いがあって検査を受ける方が大半なので、流産は羊水検査とは無関係の可能性もあると言われています。
検査結果とその後の流れ:
・検査当日は約30分ベットで横になり、その後超音波で胎児や胎盤の状態をチェックします。
・検査の結果が出るまでに約2-3週間かかります。
聖路加国病院『生まれる前に赤ちゃんの健康状態を知るということ』ー出生前診断で分からないこと・分かることー 参照
費用:カウンセリング料16,500円+検査代 約100,000円

ここからは、私が受けた時のNIPTの予約方法や流れをご紹介します。
聖路加国際病院でNIPTを受ける方法
NIPTを受けたい方は、聖路加国際病院の女性総合診療部で初診/分娩予約を済ませておく必要があります。
初診/分娩予約の方法についてはこちらの記事をご覧下さい。
NIPTは聖路加国際病院の旧館にある『遺伝診療部』で受診します。ここからは『遺伝診療部』の予約方法とその後の流れについてご紹介します。
遺伝診療部の初診予約方法
遺伝診療部は完全予約制です。
初診は『遺伝カウンセリング』があり、こちらを受けないと検査を受けることができません。
予約電話受付時間:月〜金曜日9:00-16:00
電話番号:03-5550-2412
遺伝カウンセリング日:毎週火・木曜日の午後

予約の際には、聖路加国際病院の診察券番号と妊娠週数を聞かれました。
また、予約後は遺伝診療部の担当者から電話があり、親族に遺伝的に心配な点はないか、それは何か等聞かれて答えました。
聖路加国際病院 遺伝診療部へのアクセス
遺伝診療部は聖路加国際病院の旧館にあります。外から見ると、建物の上に十字架がある古い建物です。
住所:東京都中央区明石町10-1
アクセス:日比谷線築地駅 3a、3b、4番出口から徒歩6分/有楽町線新富町駅6番出口から徒歩7分
遺伝診療部の初診・遺伝カウンセリングの流れ
遺伝診療部に着いたら、ヘッドフォンとノートパソコンを渡されて、出生前検査の知識を深めるための動画を10分ほど視聴しました。

私は1人で行きましたが、待合室にいらっしゃった他2組は夫婦で来ていました。
夫婦で行かれる方も多いそうです。
動画視聴後は、担当の医師に別室に呼ばれて遺伝カウンセリングが行われました。
視聴した動画が冊子になったものを渡されて、動画視聴をして質問はないか尋ねられ、質問した内容に関しては冊子を開きながら丁寧に回答していただきました。
また、自分と配偶者の家族について遺伝的に心配していることはないか等聞かれて回答しました。
NIPT検査とかかった費用について
遺伝診療部の初診予約後にかかってきた電話で、遺伝カウンセリング当日にNIPTも受けたいことを伝えていたので、カウンセリングの後にそのまま採血をしてもらいました。
結果が出たら後日電話します、とのことでした。
検査結果報告書を直接取りに来てもいいし、レターパックで郵送することもできます、とのことだったので、レターパックでお願いしました。
(後日、妊婦健診の際にレターパック代430円を請求されて支払いました。)
NIPTでかかった費用について
NIPTを受けた帰りに、遺伝診療部の受付でカウンセリング料16,500円(税込)とNIPT検査代128,700円(税込)の合わせて145,200円をクレジットカードで支払いました。

保険適用ではないので高額になりますね。
ただ、NIPTは病院によって費用は様々なので、聖路加は比較的良心的な値段のように感じました。
NIPTの検査結果の受け取り方について
検査から2週間経った日に、遺伝診療部から電話があり検査結果を教えてもらいました。
前述したように、遺伝診療部に検査結果報告書を受け取りに行くか、レターパックで受け取るかの2択から、レターパック受け取りを選択していたので、電話をいただいてから2日後くらいに手元に届いた覚えがあります。

聖路加国際病院 遺伝診療部でのNIPTまとめ
・NIPTはその後のフォローアップ体制維持のため聖路加国際病院で分娩予約をしている妊婦しか受けることができない
・NIPTは確定検査ではないため確定診断をするには羊水検査をしなければならない
・NIPTの前に初診で遺伝カウンセリングを受ける必要があり電話で予約をする、電話受付は月〜金曜日の9:00-16:00 番号は03-5550-2412
・遺伝カウンセリングは毎週火・木曜日の午後のみ
・NIPTの検査費用は保険適用外なので高額である、遺伝カウンセリングを含めて15万円弱かかる

出生前検査に関する話題はセンシティブなので周りの方にも相談しにくいかもしれません。
こちらのブログが参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。



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